スピード違反から逃れる方法<実体験>

普段より車通勤している私は、その日ちょっと用事があり、いつもとは違う道に、車を走らせておりました。時間は夜の7時頃で、夕日が沈み、かなり暗くなった時間です。暗さの度合いは、屋外で新聞が読めないくらいの暗さです。その日は確か快晴だったと思います。

私は、普段から結構スピードを出すので、いつもネズミ取りしている場所をチェックしたり、カーレーダーをつけたりして、K察の情報には敏感です。そのせいか免許証はなぜか満点で、ゴールドカードです。

私の経験から言って、夜はネズミ取りは基本的にしない事、片側2車線の道はネズミ取りがやりにくいこと、連休直前はネズミ取りが少ないこと(交通課員の配置の関係上)、などを考え、絶対にネズミ取りはしていないと確信して、スピードを出しておりました。

道は片側2車線、中央分離帯ありの50km制限の県道です。交通量は少ない道です。

直線の道を、110kmくらいのスピードで走っておりました。前にも後ろにも車は1台も走っていませんでした。

すると、はるか前方で赤い光が動いているのが見えましたので、てっきり検問と思って、止まったら、

『スピード出し過ぎですねー。こっちに車を止めてください。』

言われるがままに車を止めて、バスの中に入ったら、先客が大勢居ました。免許証を渡すと、若いK察官は事務的にキップを書き始めました。スピードを計測する機械から出てくるコンビニのレシートみたいな紙に速度97kmと印字されていました。

確実に免停です。思わず、その紙を飲み込んでしまいたい衝動を抑えながら何とかこの場を乗り切れないか考えました。『勤務先は?住所は?』などと、お決まりの事を聞いてきます。私はキップを切るK察官の前で

『こんなにスピード出してたかなー、おかしいなー。高速道路じゃあるまいし、こんなスピード出してたかなぁー。』

と、聞こえるようにぶつぶつ独り言のようにつぶやき続けます。10分弱で、キップと速度記録紙確認書(だったと思います)の記入が終わり、いよいよ私が、署名と、右手の人差し指で押印するときがやってきまし
た。署名押印を求められた私は、 
W(私): あのー、キップに押印しないと、私は即、逮捕なんですか??  
K察官: はっ??あんた何言ってんの??  
W  : いやー、さっきから考えてたんですけど、どう考えても97kmなんてスピード出すわけないと思いまして自分で納得できないのに押印するのはおかしいなーって思いまして。
 

するとK察官は、速度計測機の事を細かく話しはじめした。道路に対する角度や、測定誤差は僅かだとか、速度の誤差が無いように月に一度検査してるとか。

 W: 僕は、速度計測機の事を言っているのではなくて、自分自身に納得 がいかないんですよ。 
K: あんたねー。そんなこと言ってないで、ちゃんと押印してもらわな いとこまるよ。いっぱい待ってる人いるんだし。W: んでも、僕は普段から安全運転ですし、その証拠に免許証見てもらえばわかりますけどゴールドカードですよ。それに点数だって満点 だし。高速じゃあるまいしこんなスピード出すかなって思いまして。自分に納得いかないのに押印は出来ないなーって。

若いK察官は、上司に相談に行きます。
そして、上司とタッチ交代です。

K: なんで、押印しないんだ??  
W: 自分に納得がいかないのに押印は出来ないなーと思って。だから、一晩よーく考えて自分で納得して上で押印したいと思いまして。別に押印を拒否しているんではなくて保留したいと思いまして。  
K: 保留?? あんたに聞くけど、いったい何キロで走ってたか言ってみろ??自分で運転してたからわかるだろー。  W: 実はちょっと考え事してまして。それに常にメーター見ながら走っ てたら、危ないですし。 
K: んじゃ、この速度記録紙が何キロなら納得して、押印するんだ??  
W: はっきりとは言えませんが、65kmくらいなら、考え事してたの でもしかしたら出したかもって思います。  K: んー。

 困っているみたいです。
ネズミ取りは終わったらしく、バスの中は、僕しかいません。

K: じゃー、キップの押印はいいから、速度記録紙確認書に名前書いて。 
W: すいませんが、これも署名押印できませんよ。この紙に『上記の速度記録紙を確認しました』って書いてあるじゃないですかー。僕はこの速度で走ってたって納得してませんから押印できません。 
K: これにあんたの押印をもらわないと、あんたがここに存在していた証拠が無くなる。これは絶対に押してもらわないと困る。 
W: でも、この文面では押せません。文面を変えさせてもらっていいで すか??それなら押します。 
K: どう変えるんだ??   W: 『上記の速度記録紙を見ました』なら、実際、僕は今見てますし押印します。 
K: それじゃ、君の言うとおり、訂正して、署名押印しろ。 
W: それじゃ帰ります。今晩一晩よーく考えて、自分に納得したら、明日にでもK察署に出頭します。どこの誰を訪ねればいいですか??  
K: いや。こっちから連絡するから、それまで待っているように。
W: 僕が不在なら留守電に入れておいてくださいね。

それから、2ヶ月、連絡はありません。先日、免許証センターで、点数の確認をしましたところ、満点のままでした。その紙には『あなたの点数を証明いたします。(但し7日以内の違反歴は入っていない場合があります。)』と書いてありました。

やっぱり、K察官もめんどくさい事はしたくないみたいですねー。


オービスによる速度違反から逃れる

かなり条件が限られますが実際にあった話です。

2年程前、私は中央高速を八王子方面から新宿方面に愛車でかっ飛ばしていました。高井戸インター出口を通過しそのまま新宿に向かう、ちょうど中央高速から首都高速新宿線にかわるあたりにオービスがあり、いつもは無反応なんですがこのときはしっかり反応しやがり昼間なのにしっかり私の瞼には赤外線の赤がはっきり残りました。

そんな出来事も忘れかけていた1ヵ月後に、世田谷の砧の住所だったと思いますが交通機動隊から手紙がきました。内容はオービスによるスピード超過の件です。午前9時もしくは午後1時に出頭するような内容だったらしんですが私はてっきり午前9時から午後1時までに来るようにと思って勘違いしてました。
午後1時ぐらいに出頭しお手紙を係りの人に渡すと担当ち思われる白バイ隊員のような人が出てきました。このハガキ、実は午前9時か?午後1時か?のどちらかに来なさいってことでした。そして私に

担当 「え〜これから調書作りますんで、3時間ほど時間がかかります」
私 「??赤キップじゃないんですか?」
担当 「これは赤キップじゃすまないんだよねぇ・・・・」
私 「???」
担当 「 60キロのところを140キロで通過したでしょ」
私 「???」
担当 「一応、写真見せようか??」
私 「はい、覚えが無いんで・・・見せて下さい」

奥からファイルを開けて写真と関係書類を持ってきた担当 

担当 「これ、アナタですよね??」

この決め付けた態度!!ムカ!!
写真には運転席に私が乗った我が愛車の前面と運転席の私の顔のアップ!
しかし、幸いな事に私は昼間の運転には必ずサングラスを着用しますのでその時も当然サングラス着用で本人の断定は不可。で、極めつけに車の名義は会社名義でして、こうなりゃジタバタしてやろうと腹を決めました。

私 「う〜ん・・・・ちょっと覚えてないです・・・・」
担当 「それじゃ困るんだよねぇ・・・・・」
私 「じゃあどうするんですか??」
担当 「とりあえず調書を作成します」
私 「時間がないんで後日でもいいですか?」
担当 「じゃあ、今日か明日にでも時間が取れる日と時間を連絡して下さい」
私 「わかりました。じゃあ、今日はこれで失礼します」

これで一応なんのサインもせずに、帰ってきました。
ココまでは、他にもありそうな話ですが、私はちゃんと2日後に電話しました。 

私 「先日の調書の件ですが・・・」
担当 「日程決まりましたか??」
私 「実は明後日からアメリカに出張なんですよ・・・」
担当 「あ〜そうなんですか?で帰国予定は??」
私 「今回の出張はアメリカで現地法人の設立の為に最低180日滞在しないとまずいんですが・・・どうすればいいですか??」
担当 「・・・・向こうでは運転しないんですか?」
私 「現地の免許を試験を受けて取り直そうと思ってますが・・・」
担当 「じゃあ帰ってきたら必ず連絡下さい」
私 「はい!私、逃げも隠れもするつもりは無いんですが180日以上かかったらどうすればいいですか??」
担当 「帰ってきたらで結構ですので連絡ください」
私 「すいません・・・・」

ちなみに出張はホントでしたが1週間ほどで帰って来ました。
もちろん180日ウンヌンはまるっきりデタラメです。
その後、連絡してないです。


オービスに写らない方法

オービスは速度違反者の車のナンバーと運転者を写真に撮り、速度違反者を取り締りますが、この写真にナンバーや運転者を写らなくする方法です。

写真撮影の際に使うスレーブフラッシュを用いれば良いのです。スレーブフラッシュをナンバーや運転席の近くにセットしておくだけでOKです。

オービスによるフラッシュを検出してスレーブフラッシュは自動的に点灯し、オービスのネガにはその近傍が露出オーバーとなり、写らないのです。

このスレーブフラッシュはカメラやさんで簡単に手に入れることが出来ます。値段も4000円程度からいろいろあると思います。

         

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